行政書士試験対策の学習で必ずしておく必要があるのが過去問の分析です。民法や商法・会社法では、過去問だけでは足りないとの声がありますが、行政法や憲法等においては、今なお過去問学習は重要です。
その過去問を収録したのが「過去問題集」です。過去5年分など、数年分収録されているのが一般的です。過去問学習は大切ですが、収録量が多すぎて消化不良になっては本末転倒です。そのような配慮なのでしょう。
しかしながら本格的に行政書士試験の合格を目指すならば、新試験制度となった平成18年度以降の過去問題を検討することをおすすめします。出題傾向がより明確になりますし、何より演習量が増やすことができます。
そこで受験生の方におすすめのなのが、伊藤塾行政書士講座の「書籍特設ページ」です。2016年1月16日現在、平成18年度、19年度、20年度、21年度の「本試験問題」および「解答・解説」がPDFファイル形式で無料公開されています。
このPDFファイルでは法令科目はもちろんですが、文章理解の問題文を含め掲載されているので、一般知識対策としても活用できると思います。伊藤塾行政書士講座、特設ページはこちら
▲ 伊藤塾特設ページから(画像は公式サイトのキャプチャ、なお当該PDFファイルは特設ページ下部に掲載されています。)
元伊藤塾講師の山田斉明先生のツイッターから。
行政書士試験の場合、行政法を除いては、過去問のストックが少なく、全体を網羅していないため、行政書士試験の過去問や一問一答だけでは、ツールとして不完全です。独学の方は、他資格試験の過去問などで、必ず、知識を補ってみてください。
— 山田斉明(合格コーチ) (@goukakucoach) 2015, 12月 23